『東大合格率』ってホントにダサい~学校経営の本質とは~
inter-eduより
10月と言えば、受験勉強もいよいよ追い込みの時期です。
どの高校を受験するかを選ぶ時、何を基準にするか?
ハイレベルな高校を狙う中学生にとって大きな基準の1つとなるのが、難関大学への合格率です。
私が中学生の時通っていた塾で同じクラスの男の子が、やっぱり東大を目指して開成高校を受験していました。
私は大きな夢の一つとして、自分の学校を創りたいというのがあります。
妄想の中では、私はとってもセクシーで生徒の憧れの的となる、人気者の若い校長先生
ぷぷ( ´艸`)
セクシーかどうかは別として(笑)
私が校長先生だったら本当に奇抜で面白い学校になると思います。
私が創りたい学校の構想は、別の機会に記事にしますね。
とにかく、とびきりカッコイイ学校にしたいのです。
先生たちもそれぞれ生き様がカッコよく、学校の空間自体もアーティスティック。
生徒たちがそれぞれ独自の意見を持てるよう多角的な教育をし、国内外の学生たちとも意見を交換し合う。
けして時代や風潮に流されない生き方の土台作りを学校が担う。
中高生のうちから社会に利益を生み出したり、貢献をして活躍する。
そんな学校。
そんなヴィジョンを持つ私からすると、「うちの高校からは○○大学に何人合格しています」という売りは本当にダサいな、と感じてしまうのです。
魅力があるのはその大学であって、あなたの高校に売りはないの??と疑問に思うからです。
塾や予備校ならばわかります、それが目的だから。
しかし高校も本質的にそれと大差なく、カリキュラムは大学受験が中心軸に据えられていることは明白です。
「あの高校に行って良かった。なぜなら東大に合格できたから」
これって、本当に高校が社会に担う役割なのでしょうか?
もしも、中学高校を経営する方々が自分の生徒たちをはるかに高い視野で捉えることができれば、
自分の学校で3年間預かった生徒たちを、この日本社会、ひいては世界へ貢献する人材としてどんな教育ができるだろう?
そんなヴィジョンが生まれるのではないかと思います。
そこからみると、より多くの東大合格者を出す、という目標がいかに掲げるに値しないものか、少しは見えてくるのではないでしょうか。
学校経営の本質は、世界への貢献であるべきです。
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