Education with Style

学校に馴染めない子供と先生たちへ ~教育における新しい可能性の提唱~  

『観る力』・・・人身売買と日本

あなたは人身売買という言葉を聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?臓器取引、性奴隷、強制労働など非人道的な組織犯罪で、主にアジアやアフリカなどの貧しい国で起こっている。 そんなふうに認識しているのではないでしょうか。しかしHuman traffickin…

日本に民主主義はない。

500ページ近くあるので時間かかったけどついに読了した小室直樹の憲法原論。いやーーーーすごい本でした!!!別に感動する話が書いてあるわけではないのだけど、大天才経済・法社会学者、小室直樹の憲法を軸にした世界の描き方が鮮やかすぎて鳥肌が立ち…

『東大合格率』ってホントにダサい~学校経営の本質とは~

inter-eduより10月と言えば、受験勉強もいよいよ追い込みの時期です。どの高校を受験するかを選ぶ時、何を基準にするか?ハイレベルな高校を狙う中学生にとって大きな基準の1つとなるのが、難関大学への合格率です。私が中学生の時通っていた塾で同じクラス…

【教師向け】生徒の心に刻まれる先生になる!理想のクラス作り講座

あなたが子供のころ、大好きな先生はいましたか? いつも面白くて笑いの絶えない授業をしてくれた先生 親身になって話を聞いてくれたもの静かで心優しい先生 知的好奇心を満たしてくれた知識が深く聡明な先生 スポーツ大会で勝利に導いてくれた達成力抜群の…

「あるある!」は苦しみの根源

先日電車の中でこんな広告を見ました。新刊の本の宣伝なのですが大きな太字で読者の声として、「『あるある!』と100回頷きました」というもの。いわゆる『あるあるネタ』が日本人は本当に大好きです。口に出さない些細なことや心に秘めた恥ずかしいこと…

子供からの愛を感じる時

あなたは、自分の子供から愛されていると感じる時はありますか?私はある時、そのことに気づいた瞬間がありました。息子の聖慈が夕食が終わった後、みんなのお皿をキッチンまで片付けてくれている姿を見た時のこと。いつもなら、言われなくてもお手伝いして…

第2回スタディグループ活動報告

9月26日、第2回EWS(Education with Style)スタディグループを開催しました。まだ2回目だというのに、びっくりするような勢いでこの活動が色を帯びていきます!今回は積極的に日本の教育をよくするために活動をしたいと願う方々が私を含め7人集まってくだ…

「こうあらねばならない」が辛い時は

写真家、橘田龍馬氏のブログ記事より (受講生からのメール)1年くらい写真教室に通っているんだけどみっちりと、「写真とはこうあらなければならない!こういう写真は写真とは言えない」を教え込まれて自分がいいなって思ってカメラを向けても、こう撮った…

【教師向け】思わず先生の話を聞きたくなる!目からウロコの心理術講座

【思わず先生の話を聞きたくなる!目からウロコの心理術講座】 この講座は、聞いた後から試してみたくてたまらない 、超実践的で即戦力となることをお約束します。 本当は怒鳴りたいわけじゃない。 注意したいわけでもない。 やるべきことをやってほしいだけ…

息子の保護者面談でした

昨日は息子聖慈の学校で保護者面談でした。言葉にして書くと本当にアホかなと思われるかもしれませんが(笑)、私は本当に本当に、聖慈のことが可愛くて仕方がありません。1日に10回くらいその可愛さに見とれて、こんなに素敵な子がこの世にいるなんて!…

なぜ元少年Aはベストセラー作家になれたのか?

少し前に私のコーチング講座のブログで書いた記事の転用です。1997年、日本中を震撼させた神戸連続児童殺傷事件。元少年A(酒鬼薔薇聖斗)による『絶歌』について、コーチングの視点から解説をしました。内容や出版についての賛否や感情論ではありません。 w…

臨場感空間の支配者

支配者、なんていうと仰々しいのですが、2人以上の人が同じ空間にいてその場での経験を共有する時、おのずとその中の誰かが場を支配していきます。 そのムードを作っている、というと日常的な言葉になりますね。強烈にネガティブな人がいると空気がどよ~ん…

【教師向け】いまさら聞けない・教師のための子育て講座

教師だって人の親です。 自分の子供との関係に悩みながら頑張っています。人様の大切なお子さんたちを預かる教師という立場は、常に人に見られているようで気が抜けないものです。しかし教師だって1人の親として悩み、苦労し、試行錯誤しながら親子の関係を…

親も学校も、『自由』がいい。

9月5日のConobieに、天才中学生プログラマー・山内そうとさんの取材記事がありました。小学6年生でプログラミングのコンテストに優勝し、中3の現在ではIT系のベンチャー企業でエンジニアとして活躍中。「学校も親も自由でいいと思う。」「子供が自分でやった…

『不登校や発達障害の小中学生のための写真教室』への想い

『子供の可能性は無限です!』 こんにちは! 【写真家】橘田龍馬です。 私は小さい頃からどこにいっても、『変わった子』『浮いてる子』でした。 図工で絵を描かせれば、太陽を青色で描いたり、スケッチ大会では ロバのあの部分を誇張してバカでかく描いたり…

【教師向け】保護者とのコミュニケーション上達法講座

モンスターペアレンツ・・・とまではいかないかもしれないが、生徒の保護者との関係に悩まされている先生方へ・親御さんとの電話で気が重い。・なんて言ったら伝わるのかがわからない。・生徒同士のケンカだけ扱えばよいならすぐに解決できることも、親が出…

小中高生向け☆プロの写真家による写真教室

*子供写真教室*不登校や発達障害の小中高校生を対象に写真教室を開催いたします。あなたの内側にあるものを言葉にするのってなかなか難しいかもしれません。でも写真を通してならそれを伝えることができるのです!私が表現したかったものってこれだ!とい…

中高生向け☆夢を叶える魔法講座

*夢を叶える魔法講座*不登校や発達障害の中高生を対象に講座を開催いたします。学校生活になかなか馴染めない子…でも、貴方の中にはキラキラ眠っている才能があります♡それを一緒に探してみませんか?当日は叶えたい事を5つ持ってきて下さい。講師は私、目…

第1回スタディグループ活動報告

8月28日に第1回、EWS(Education with Style)のスタディグループを開催いたしました。当初は不登校児童を持つ保護者の方や学校が辛い先生方を集めて、と思っていたのですが、集まってくださったのは積極的に子供たちに良いものをもたらしていきたいと願う情…

受験・・・ショックを受けました

中学校1年生の息子が、もう学校へ行きたくないと言ったらあなたはどうしますか?学校のみんなと同じように当たり前に塾2つを掛け持ちし、毎日部活の練習。 そんな中、息子から「お母さん、もう無理だよ」と言われた高橋真弓さん。現在、オーストラリアにて息…

誇り高くあること

これからの日本に必須な、でも絶望的に欠落している資質。 それは「誇り高くある」ということ。日本という社会で自尊心を育むことや、誇りを持つことはいったいどのように授けられるでしょうか?高校生で初めてアルバイトをした時のことを覚えていますか? …

先生に失望した時

自分の生き方に目をつぶれない人たちの選択肢の一つが、不登校。その気持ちをはっきり言葉にして表現するのは難しいかもしれません。でも小学生でも必ず自分の守りたい価値観のようなものを持っていると私は考えます。私は小学生の時、先生に対してぬぐえな…

ムラ意識と不登校に対する恐怖

不登校が問題だと思う前に考えてほしいことがあります。それは、なぜ不登校はいけないと思ってしまうのか?というメカニズムです。それは日本人独特の『ムラ意識』と深く関係しています。人と同じでなければいけない、そうでないとわけもなく不安が押し寄せ…

【中高生・不登校児童向け】自分攻略コーチング講座

私は高校生の時、1年、2年、3年と学年が進むにつれ、だんだん学校へ行きたくなくなりました。最初は楽しかった部活を、1年生の途中で辞めてしまいました。きっかけは足のけがだったのですが、本当は、仲良くしていた部活の友達とこれからも仲良くしてい…

8月28日 第一回スタディグループを開催します。

Education with Styleの大きな目的は、みんなが自分のスタイルで教育を教授・授受する真の教育環境を整えることです。もしもあなたの周りで、不登校の子供に悩むお母さんがいたら、どんな風に声をかけますか?なんとか学校へ行けるようになるように、応援し…

教師を辞めたくなるのは何のせい?

教師を辞めたい。大学で教育を学んでいた時はとてもワクワクして、子供たちとの楽しい生活を夢見ていたのに現実は厳しく、学校を辞めたいと心の中でつぶやいてしまう。気づけば、家に帰って次の就職先について探す毎日。でも、逃げるような気持ちで探すから…

先生に呼び出される理由

あなたは、「お子さんのことで話があると言って先生に呼び出された」と聞いて何を思い浮かべますか?9割以上のひとは、子供が何か悪いことをしたんだ、と想像するではないでしょうか。でも私は、先生が本当にそんなことをしたいとは思っていません。ほとんど…

コミュニティベースのスクーリング・ネットワーク

教育において私が理想とするのは、その教授者が子供たちに伝えたいと思うことを伝えることができ、子供たちが学びたいと好奇心や探求心を持って学ぶことができる環境づくりです。それを追究しようとするとき、既存の学校という枠組みに縛られてしまうとどう…

タンポポのように頑張れ

登山家の栗城史多さんが、Facebookにこんな投稿をしていました。 僕もたまに講演の後に親御さんから「うちの息子は言うこと聞かないのです。うちの娘をこうしたい」など聞いたりします。 でも、僕の父が昔、僕にこう言ってました。 「タンポポはすごいよ。タ…

学校ってあなたにとってどんな場所ですか

小学2年生の息子は、シドニー郊外にあるシュタイナー学校 Lorien Novalis school (ロリエン・ノバリス スクール)に通っています。ここはシュタイナー幼稚園の年中(4歳児)からハイスクール(18歳)までの小中高一貫教育。小さな学校なので1学年1クラスで…