親も学校も、『自由』がいい。
9月5日のConobieに、天才中学生プログラマー・山内そうとさんの取材記事がありました。
小学6年生でプログラミングのコンテストに優勝し、中3の現在ではIT系のベンチャー企業でエンジニアとして活躍中。
「学校も親も自由でいいと思う。」
「子供が自分でやったことには、自分で責任を取る。」
結果を出している14歳のそうとくんの言葉はシンプルでありながら、最も大切なことをズバッと言い放っています。
おそらく今、多くの家庭や学校では、子供に責任を取らせるということが少なくなっているのではないでしょうか。 モンスターペアレントと呼ばれる親たちの行動を観ているとそれが顕著です。
とあるバレエ教室の例ですが、「なぜ先に入った私の子がいい役をもらえなくて、あとから入ったあの子が主役になるんだ!」と文句を言われ、先生が教室を辞めたいと嘆いていらっしゃいました。
また2014年6月には、子供の成績を悪くつけられた親が評価を上げるよう求め行政訴訟を起こすという出来事が兵庫県内でありました。
母親の主張は、子供のテストの点が良かったにもかかわらず成績が3段階の真ん中だったのは差別的だ、というもの。
訴訟まではやりすぎにしても、こういう心の動きをする親は非常に多いのではないかと危惧しています。自分の子供が注意を受けたり芳しくない評価をもらったりすると、親はそれを子育ての仕方を責められているように感じ、必要以上にむきになったり、先生方に対して攻撃的な態度をとります。
「子供を大切に思っているから」とか「この子のために最善を尽くしている」と口では言うかもしれません。
なかには「言わなきゃ損!」と周りのお母さんを煽るモンスターペアレントもいるとか・・・。
しかしその実、常に自分の子育てに罪悪感を持ち、夫にもそのことを相談できず抱え込んでいる母親の苦悩のはけ口が、先生となってしまっているのです。
そういった複雑な心の問題を抱える親たちに悩まされる先生方が、ネガティブなエネルギーに巻き込まれず、サクサクと問題を解決していけるマインドを身につけるのはこの現代社会にとって必須ではないでしょうか。
親が自分の子供を100%信頼し、自分で責任を取らせる。そうすることで、子供は才能を純分に発揮でき、親の負担も軽くなります。そういった心の流れを先生が作ってあげることで、親からのクレームは激減するはずです。
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